ウクライナ

私たちの挑戦 ~ウクライナへ~

2003年冬 当社にとって思いがけない依頼が舞い込んできました

「日本の伝統的な工法を用いた木造建築物を ”ウクライナ” で建てないか?」

依頼の建物の規模も大きく、遠い地であること、作業の日程などを
考えると、多くの困難が予想され即決はできませんでしたが
同時に、非常にやりがいのある仕事であることにも違いありませんでした
そこで何件かの工務店にも声をかけ、プロジェクトチームを結成し
このビッグプロジェクトをお受けする決意をしました。



契約上の条件に、現地の作業スタッフと共同作業すること
という項目があり、言葉や習慣のちがいなど、
いろいろな現実の困難はありましたが、
よもやま話は割愛いたしまして、アルバム形式で
私たちの”プロジェクトX” を紹介させていただきます。

2004年 7月 打ち合わせ開始
首都キエフは清潔で美しい町並みです
現地スタッフとの打ち合わせ風景
木材はあらかじめ日本で加工し
乾燥させて運びます
現地です
まだ何も無い荒野のよう
日本であらかじめ加工した
木材が運ばれてきました
いよいよ始まりです
現地のスタッフとの共同作業も始まりました
棟上げの開始です
梁にのっているのは現地のスタッフ
だいぶ進んできました。
全体を見渡すと広大な敷地です
日本庭園も建設されます
現地スタッフと日本のスタッフ
こちらは 庭園にある”あずまや”の製作現場
日本の建築には幾何学的な美しさも
あります
日本の匠です
壁塗りを現地スタッフに
指導しているところ
庭園はまだまだこれからです
建築中の瓦門の前で
このころになると現地スタッフともすっかりうちとけて、作業もスムーズになってきました
庭園もできあがってきています

伝統工芸の木造建築がずっと昔の先輩たちから今に伝承され、
今後も後世に伝えられる大切な文化である
ことが今回のウクライナ事業ではっきりわかりました。

日本の伝統建築がいい形で私たちの中に
存在し生き続けていくことを願います。